自信なんて一生付かないもんだから
そう、人間なんて一生自信なんか身に付かないのだ。
だからスッパリ諦めちまえば気が楽になる。
ギターをステージで弾く時、お客さんの前でシェーカーを降る時、好きな人に好きだと伝えるあの時、、、。全てが常に新しく、移り変わり、そして緊張が走るのだ。
逆に言えば全てが新しいから膝が震えるのかもしれない、、、
俺もここ最近でどれだけ自信を打ち砕かれたか。
人間関係、天災、貧乏、仕事、病気、身内の不幸
悪いことって重なるもんだ、いや、悪い事は重なる様に最初から出来ているのか。こういう時は諦めが着いたら自分を褒めてやってもいいんじゃないか?だってそれってすごく勇気のいる事なんだぜ。
人間は自分の器が分かるまでにすっごく時間がかかるもんだし苦労するし勇気もいる。
お客さん相手にしてると分かるけど、逆に60歳超えてもそんな事つゆ知らずとばかりに不快感を撒き散らす奴らだっている。ただ歳を食ってるだけってやつだよ。手入れをしないでツルばっかり伸びて見栄えの悪くなった家庭菜園のキュウリみたいなもんだよね。
自分がどんなもんか見つめて認めるのは怖い事だけど、だからこそ成長出来るんだ。自分の力の無さを認めてはじめてその力が増すんだ。
でもそれはとてもとても時間がかかる事だから、酒でも飲んで涙を流して、そしてそれを笑わない誰かと一緒にいる事が、そんな時間が、すっごく大事なんだと思うんだ。
「だって俺はただの23歳なんだから」ってな感じでね